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読書感想文:学問のススメ
提供: kimoto's wiki
自己啓発本、福沢諭吉の学問のすすめの要点だけまとめます
- 衣食住を手に入れるだけでは蟻と変わらない
- 衣食住よりも上のレベルのものがある
- 世の発展させてきた人々というのは衣食住で満足していない
- 学生は文明の遺産を引き受けて、今まさに進化の最前線にいる
- 後世の子孫のために遺産を残す、これが我々の生きる目的である
- どんなに英知あふれる人間であっても、時の運にはかなわない
- 「時にめぐりあわず」
- 人々には衣食住よりも大切な使命がある
- 後世の子孫のために遺産を残す、これが我々の生きる目的である
- 自力で生活する、というのは第一ステップ
- より豊かな生活のために学ぶというのが第二ステップ
- 酒飲み無類な若者をどうするか
- まず酒をやめさせる、遊び歩くのをやめさせる、職につかせ、自分自身の生活を維持させる
- この時点で人並みの若者になる
- このあと高いレベルの学問へ
- この時点で人並みの若者になる
- まず酒をやめさせる、遊び歩くのをやめさせる、職につかせ、自分自身の生活を維持させる
- 学問は米を焚きながらでも出来る
- 味噌汁をすすって文明を学べ
- 専制は悪
- ワンマン経営の否定
- 専制とは下の人間を利用しようという上の側の人間のエゴ
- 専制で下の人間に裏切られるのは当たり前(先に裏切っているのは上の側の人間だから)
- 読書だけは学問にあらず
- 読書、推理、議論、演説、観察...
- 勉強をしたくさんの知見を得て品格を高める
- しっかりと自分の意見をもつことが重要
- 「経済学の本をよみながら、自分の家計をなんとかできない」
- 学校で重要なのは学問のレベルの高さ。風紀の取締りの厳しさではない。
- 風紀が悪くとも交わされる議論のレベルが高いことが重要である
- 読書をするだけでは学問にあらず、本を書いたり主張を交わしたり議論をすることによって学問となる
- 見識、品格を高めるためには
- 常に上を目指し自己満足しないこと
- 自由を妨げると恨まれる
- 人の心を受け止めることこそが、心を受け止めてもらう方法
- 制度を自由なものにすることによって、自己責任ということにして政府を恨ませないという意味がある
感想について
- モチベーションが具現化されたかのような男である
- 当時発展途上国だった日本からの視点で書いてある
- 外国人からは教わるばかりで教えることが何も無いという悲観的な現実
- それが福沢諭吉のモチベーションになっている
- 現代日本では他国から信頼され日本に学びに来る外国人が多数いる、まさに福沢諭吉の望
んでいた世界が到来した!
- 現在の慶應義塾大学に諭吉の意志は受け継がれているのだろうか
- 2chの程度が低いのは学問としてのレベルが低いからか。
- あらゆる国家は築き上げた文明というものを失う危機がある、と。だからこそ時代の先端の若者は学問しなければならないのだな、文明を守る義務がある。若者には文明を守る義務がある。文明を守るために学問しなければならない。
- 今の若者というのは将来の老人なのであると。その時のために学問する義務がある。
- 俺、私には関係ないという見方をしてはいけない、国、軍事、食料問題、すべての国民が考えなければいけない、そして法律を守り、法律にのっとり自分の意見をしっかりと言う。これが国民と政府の契約。
- 福沢諭吉は俺みたいな男だなと思った
- 福沢諭吉はすでに死んだ、肉体的にも死んでいるし、発想的にも時代遅れで死んでいる。
- この学問の勧めという本が書かれたのは、当時日本が先進国から大きく遅れをとっている時代で、大きな変革の時であった。つまり、現代の西洋と肩を並べる、あるいはそれ以上に発展している日本においては古い、あまりにも古すぎる。
- これは福沢諭吉自身も言っていることだし、彼もまた古い孔子の書籍を批判している。
- 古い書籍は時代にあわせて脳内にて翻訳をせよと彼は言っている。